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製缶工事は手作業の技が光る仕事です
製缶工事は、鉄板や鋼材を加工して、タンクやダクト、フレーム、架台といった構造物を製作する仕事です。 鉄を「切る」「曲げる」「溶接する」という作業の繰り返しですが、その精度と美しさが仕上がりの品質を決めます。当社の自社工場では、専用の機械を使いながら、職人の手で一つひとつ丁寧に製作しています。 例えば直径2メートル以上ある大型タンクを作る場合、まず鉄板をレーザーやシャーリング機で必要な寸法にカットし、ロール機で曲げて円筒形にします。 その後、溶接でつなぎ合わせ、フランジや脚部を取り付けていきます。製品によっては中に仕切りがあったり、耐圧性が必要だったりと、仕様はまちまちです。設計図をもとに...
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配管工事は工場の“血管”をつくる仕事
配管工事は、製造工場やプラントの“血管”をつくるような仕事です。 水や蒸気、薬品、ガスなど、工場内で使われるさまざまな流体を目的地まで安全、確実に届けるための配管を設置します。 ただ配管を並べるだけではありません。内容物によって材質や太さ、耐圧や耐熱性なども変わるため、設計段階からしっかり考え、現場で正確にカタチにする必要があります。 実際の作業は、まず配管ルートに沿って配管材を切断し、溶接・取り付けを行っていきます。当社ではステンレスや鉄、塩ビ管など多様な材料を扱い、工場内で事前加工をした上で現場に運び入れるケースも多いです。 だから、現場作業といってもただ汗...
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鋼管やステンレス鋼管を使った配管工事!その手順とは?
鋼管やステンレス鋼管を使った配管工事は、工場やプラント施設、水道施設などで行われます。ここでは配管工事の手順について紹介します。 まずは現場の確認と作業計画。配管の設計図を確認し、配管ルートや必要な部材を把握します。鋼管やステンレス鋼管のサイズ、配管が通る場所の高さや角度などをチェックします。 次に現場で使う鋼管やステンレス鋼管の切断です。適切な長さに管を切断するためには、専用の切断工具(パイプカッターや切断機など)を使用します。切断後、管端のバリや鋭利な部分を取り除きます。 そして鋼管やステンレス鋼管を接続するには、フランジ、バルブ、カップリング、エルボ、ティ、スリーブなどの接続部材を...
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製缶工事現場に就業した際のステップアップとは?
製缶工事現場に就業した際、最初に覚えることは部品の溶接。配管やタンクを繋げたり、結合して設備が完成します。アーク溶接やTIG溶接、CO2溶接機を使用した基本的な溶接技術を学んでいきましょう。 次のステップは配管工事を覚えること。スチールパイプやステンレス鋼管、ポリ塩化ビニル管などを駆使して溶接やねじ込みで接続していきます。 配管はフランジ、バルブ、カップリング、エルボ(曲がり)、ティ(分岐)、スリーブ(継手)などがあります。 主に水道管やガス管、産業用配管として利用されます。錆びや腐食を防ぐために表面を塗装することもあります。 溶接や配管工事を学んだ後、次に進むべきはタンクやプラント設...
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製缶工事現場で最初に覚える作業と言えば?
製缶工事現場で最初に覚えることは溶接作業です。 アーク溶接、TIG溶接、半自動CO2溶接機、エンジンTIG溶接機、水冷溶接機など、さまざまな種類の溶接機が現場で使用されています。それぞれの特徴や使い方を学ぶことから始めていきましょう。 まず基本中の基本、アーク溶接。アーク溶接は、電気アークを使用して金属を溶かし、接合する溶接方法です。 アーク溶接機を使う際は、電流の調整や電極と母材との適切な距離を保つことがポイントです。 アーク溶接は比較的簡単に始めることができ、初めての溶接作業に向いています。ただし、安定した溶接ビード(溶接線)を作るためには練習が欠かせません。 次にTIG溶接。T...
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【求人】名翔テック|生産設備工場の配管・製缶の設計・工事
名古屋で工場の設計、施工管理、配管、製缶、に関する求人情報をお探しの方へ。 名翔テックは、愛知県名古屋市を拠点に活動しています。 工場における生産設備設計を主にタンク設計・配管設計をはじめ、自社工場では配管溶接加工・タンク製作・鋼造物溶接加工をしています。 現場作業は配管工事・溶接工事・機械器具設置や機械のメンテナンスを中心に手掛けています。 経験者優遇、スキルを活かせる仕事が充実