製缶工事は手作業の技が光る仕事です
製缶工事は、鉄板や鋼材を加工して、タンクやダクト、フレーム、架台といった構造物を製作する仕事です。
鉄を「切る」「曲げる」「溶接する」という作業の繰り返しですが、その精度と美しさが仕上がりの品質を決めます。
当社の自社工場では、専用の機械を使いながら、職人の手で一つひとつ丁寧に製作しています。
例えば直径2メートル以上ある大型タンクを作る場合、まず鉄板をレーザーやシャーリング機で必要な寸法にカットし、ロール機で曲げて円筒形にします。
その後、溶接でつなぎ合わせ、フランジや脚部を取り付けていきます。
製品によっては中に仕切りがあったり、耐圧性が必要だったりと、仕様はまちまちです。
設計図をもとに、ミリ単位のズレも許されない精度で仕上げていきます。
「製缶って重そうな鉄ばっかりで大変そう…」と思われるかもしれません。
でも実は、寸法通りに正確に組み立てる繊細な面も多く、まさに“手作業の技”が光る仕事です。
だからこそ、未経験から始めた人でも、ものづくりが好きな方はどんどん上達します。
最初は材料の運搬や、先輩の溶接補助からスタート。
徐々に道具の名前や使い方を覚え、実際に製缶加工を任されるようになります。
ものづくりを仕事にしたい、そんな方にぴったりな現場です。